SEO・LLMO 用語集
SEO(検索エンジン最適化)と LLMO(Large Language Model Optimization)に関する基本用語をやさしく解説する用語集です。五十音とカテゴリで素早く目的の用語を探せます。
あ
INP(Interaction to Next Paint)
INPとは、ユーザーがクリック・タップ・キー入力したあと、次の画面更新までの遅延時間を測る指標。「操作のサクサク感」を表し、200ms以内が良好とされます。2024年3月にFIDから置き換わりました。
アンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンクとして表示される文字列のこと。「こちら」より「SEOの基本ガイド」のように内容が伝わるテキストにすることで、SEO・ユーザビリティの両面で価値が上がります。
E-E-A-T
E-E-A-Tとは、Googleがコンテンツ品質を評価する4つの観点「Experience(経験)・Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)」のこと。SEOとLLMO両方で最重要の概念です。
インデックス
インデックスとは、クローラーが集めたページをGoogleがデータベースに登録すること。インデックスされて初めて検索結果に表示される対象になります。「索引」とイメージすると分かりやすい用語です。
AI Overview(AIオーバービュー)
AI Overviewとは、Google検索結果の最上部にAI(Gemini)が要約回答を表示する機能。2024年5月から米国で本格導入され、2024年8月以降日本を含む各国に拡大。SEO/LLMOの最重要トピックです。
AEO(Answer Engine Optimization)
AEOとは「Answer Engine Optimization(回答エンジン最適化)」の略。フィーチャードスニペット・音声検索・AI回答など、ユーザーの質問に直接答える形式の検索結果に最適化する取り組みです。
hreflang
hreflangとは、多言語サイトで「このページは何語版か」「他の言語版はどこにあるか」を検索エンジンに伝えるタグ。日本人には日本語版、英語ユーザーには英語版を表示するために使います。
SEM(検索エンジンマーケティング)
SEMとは「Search Engine Marketing」の略で、検索エンジンを使った集客活動全般を指す広い概念です。SEO(自然検索対策)と検索広告(リスティング広告)の両方を含みます。
SEO(検索エンジン最適化)
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略。Googleなどの検索結果で自分のサイトを上位に表示させるための施策全般を指します。広告に頼らず無料で集客できる手法です。
SGE(Search Generative Experience)
SGEとは「Search Generative Experience(検索生成体験)」の略で、Googleが2023年に発表した生成AI検索の実験名。2024年5月にAI Overviewへリブランドされ、現在はSGE = AI Overviewと考えてOKです。
LLM(大規模言語モデル)
LLMとは「Large Language Model(大規模言語モデル)」の略で、膨大なテキストデータで学習された巨大なAIモデル。ChatGPT、Gemini、Claudeなどの中身がLLMで、現代の生成AIの中核技術です。
llms.txt
llms.txtとは、サイト運営者がAIクローラーに「このサイトの重要な情報はここ」と伝えるためのMarkdownファイルの提案。2024年9月にJeremy Howard氏が提唱し、急速に普及しつつある新しい標準です。
LLMO(LLM最適化)
LLMOとは「Large Language Model Optimization」の略で、ChatGPT・Gemini・Claude・PerplexityなどのLLM(生成AI)に自社コンテンツを引用・推薦してもらうための最適化施策。SEOのAI時代版です。
LCP(Largest Contentful Paint)
LCPとは、ページ内で最も大きいコンテンツ(画像・動画・テキストブロック)が画面に表示されるまでの時間。読み込み体感速度を表す指標で、2.5秒以内が「良好」とされます。
OGP(Open Graph Protocol)
OGPとは「Open Graph Protocol」の略で、SNSでURLをシェアしたときに表示されるサムネイル画像・タイトル・説明文を指定するためのHTMLメタタグ。Facebookが2010年に提唱した規格です。
か
canonical(カノニカル)
canonicalとは、内容が同じ・似ているページが複数あるとき「正規のURLはこれです」と検索エンジンに伝えるためのタグ。重複コンテンツによる評価分散を防ぎます。
キーワード
キーワードとは、ユーザーが検索エンジンに入力する単語やフレーズのこと。SEOでは「どのキーワードで上位を狙うか」を決めることが施策の出発点になります。
クエリ
クエリとは、ユーザーが実際に検索窓に入力した検索語のこと。SEOで使う「キーワード」と似ていますが、キーワードが事前に狙う言葉、クエリが実際に打たれた言葉、というニュアンスの違いがあります。
グラウンディング
グラウンディングとは、LLMの回答を信頼できる外部情報源(Web・社内文書)に「接地」させて、ハルシネーション(嘘)を防ぐ仕組み。RAGはグラウンディングの代表的な実装方法です。
クローラー
クローラーとは、Web上のページを自動巡回してデータを集めるプログラムのこと。Googleの「Googlebot」が代表例で、これに見つけてもらわないと検索結果に表示されません。
検索意図
検索意図とは、ユーザーがその言葉を検索したときに「本当は何をしたいのか」という背景の目的のこと。SEOでは検索意図に合った答えを返すページが上位表示されます。
コアアップデート
コアアップデートとは、Googleが年に数回行う検索アルゴリズムの大規模なアップデートのこと。順位の大変動が起こり、特定サイトが半分以下になる/2倍になることも珍しくない、SEOで最も警戒されるイベントです。
Core Web Vitals
Core Web Vitalsとは、Googleが定めるWebページのユーザー体験を測る3つの指標群(LCP・INP・CLS)。読み込み速度・応答性・視覚的安定性をスコア化し、ランキング要素にも組み込まれています。
構造化データ
構造化データとは、Webページの内容を検索エンジンが理解しやすい形式で記述したメタ情報。記事の著者・公開日、商品の価格・在庫などを機械可読にすることでリッチリザルトやAI引用の対象になります。
コンバージョン
コンバージョンとは、サイト訪問者がサイト運営者の望むアクション(購入・問い合わせ・登録など)を完了すること。SEOの最終ゴールはアクセス数ではなくコンバージョン数を増やすことです。
さ
SERP(検索結果ページ)
SERPとは「Search Engine Results Page」の略で、Googleなどで検索したときに表示される結果ページ自体のこと。10件のリンクだけでなく、広告・地図・画像・AI回答など多様な要素が並びます。
sitemap.xml
sitemap.xmlとは、サイト内のページ一覧をXML形式でまとめたファイル。クローラーに「うちにはこんなページがありますよ」と教えるための地図で、新規サイトのインデックス促進に必須です。
GEO(Generative Engine Optimization)
GEOとは「Generative Engine Optimization(生成エンジン最適化)」の略で、Perplexity・ChatGPT・Google AI Overviewなど生成AIエンジン上での自社コンテンツ表示を最適化する取り組み。LLMOとほぼ同義です。
GSC(Google Search Console)
GSCとは「Google Search Console」の略で、Googleが提供する無料のSEO計測・管理ツール。検索クエリ・表示回数・クリック数・インデックス状況・Core Web Vitalsなどを確認でき、SEOで必須のツールです。
CLS(Cumulative Layout Shift)
CLSとは、ページ表示中にレイアウトが意図せずズレる量の累積スコア。「読んでいた場所がいきなり動いて誤タップした」体験を防ぐための指標で、0.1以下が良好とされます。
CTR(クリック率)
CTR(Click Through Rate)とは、表示回数に対するクリック数の割合(クリック率)。検索結果で何回表示されて何回クリックされたかを示し、SEOではタイトル・メタディスクリプション改善の指標になります。
JSON-LD
JSON-LDとは「JSON for Linking Data」の略で、構造化データをJSON形式で記述する方式。Google公式が推奨する構造化データ実装フォーマットで、scriptタグでHTML内に書きます。
schema.org
schema.orgとは、Google・Microsoft・Yahoo・Yandexが共同で策定した「構造化データの語彙集」。ArticleやProduct、Personなど数百種類のタイプが定義されており、JSON-LDで使う「単語帳」にあたります。
ゼロクリック検索
ゼロクリック検索とは、ユーザーが検索結果ページ上で答えを得て、どのサイトもクリックせずに離脱する検索行動。フィーチャードスニペット・AI Overview の普及で2024年以降急増しています。
た
タイトルタグ
タイトルタグ(<title>)とは、ページのタイトルをHTMLで指定する要素。検索結果の青いリンク文字として表示される最重要のSEO要素で、CTRと順位の両方に直結します。
ChatGPT検索
ChatGPT検索(ChatGPT Search)とは、OpenAIが2024年10月に公開した、ChatGPTがWebをリアルタイム検索して出典付きで回答する機能。Perplexityと並ぶLLMO主戦場のひとつです。
直帰率
直帰率とは、最初に訪問したページだけを見て他のページを見ずに離脱したセッションの割合。高すぎると検索意図とコンテンツのズレを示すサインで、SEO改善のヒントになります。
トークン
トークンとは、LLMが文章を処理する最小単位。「単語」より細かく、英語なら約4文字 = 1トークン、日本語なら1〜2文字 = 1トークンが目安。API料金もトークン単位で決まります。
ドメインオーソリティ
ドメインオーソリティ(DA)とは、SEOツール会社Mozが提供するドメイン全体の「強さスコア」(0〜100)。Google公式の指標ではないですが、サイト全体の競争力の目安として広く使われています。
な
内部リンク
内部リンクとは、自サイト内のページ同士をつなぐリンクのこと。クローラーの巡回経路を作り、ページ間で評価を渡し合うことができるため、SEOで非常に重要な要素です。
noindex
noindexとは、ページに付けることで「このページを検索結果に表示しないでください」と検索エンジンに伝えるmetaタグ。低品質ページや会員専用ページに使い、サイト全体の評価を守ります。
nofollow
nofollowとは、リンクに付けることで「このリンクをSEO評価のために追わなくていい」と検索エンジンに伝える属性。広告リンクや信用できない外部リンクに使います。
は
Perplexity
Perplexity(パープレキシティ)とは、回答に必ず引用元(出典URL)を表示する米国発のAI検索エンジン。2022年公開で急速に成長中。LLMOで「サイテーションされる」最初の主戦場として重視されています。
被リンク(バックリンク)
被リンクとは、他サイトから自サイトへ向けて貼られたリンクのこと。「ネット上の口コミ・推薦」のような役割で、Googleが今でも重視する重要なランキング要素のひとつです。
ハルシネーション
ハルシネーションとは、LLM(生成AI)が事実とは違うことを、もっともらしく言い切ってしまう現象。「AIの幻覚」と訳され、ビジネス利用での最大のリスクとして対策が研究されています。
ビッグキーワード
ビッグキーワードとは、月間検索数が1万以上といった大きい1〜2語の汎用ワードのこと。集客力が大きい反面、競合が強く新規サイトでの上位表示は難しいキーワードです。
ファインチューニング
ファインチューニングとは、既存のLLMに特定領域の追加データを与えて再学習させ、その分野に特化した出力ができるようにする技術。汎用モデルを自社用途にカスタマイズする手法です。
フィーチャードスニペット
フィーチャードスニペットとは、検索結果の最上部に答えが直接表示される強調枠のこと。「0位」とも呼ばれ、表示されると圧倒的にクリックされやすく、AI Overviewの土台にもなっています。
ブランドメンション
ブランドメンションとは、他サイトやSNS・記事内で自社ブランド名・サービス名が言及されること。リンクが貼られていなくてもLLMの学習・引用判断に影響し、LLMOで非常に重要視されています。
プロンプトエンジニアリング
プロンプトエンジニアリングとは、LLMに渡す指示文(プロンプト)を工夫して望む出力を引き出す技術。「役割を与える」「例を見せる」「思考過程を出させる」など、いくつかの定番テクニックがあります。
ページオーソリティ
ページオーソリティ(PA)とは、Mozが提供する「個別ページの強さスコア」(0〜100)。ドメインオーソリティ(DA)がサイト全体なのに対し、PAは1ページ単位で評価する指標です。
ベクトル検索
ベクトル検索とは、文章を「意味を表す数値の配列(ベクトル)」に変換して、意味が近い文書を探す検索方式。キーワード一致ではなく「意味の近さ」で検索できるのが特徴で、RAGの中核技術です。
ヘルプフルコンテンツアップデート
ヘルプフルコンテンツアップデート(HCU)とは、Googleが2022年に開始した「人のために書かれた本当に役立つコンテンツ」を優遇するアップデート。2024年3月のコアアップデートで本体に統合されました。
ま
見出しタグ(h1〜h6)
見出しタグとは、HTMLでページ内の見出しを示す<h1>〜<h6>の6段階のタグ。文書構造を検索エンジンに伝える役割があり、論理的に階層を組むことがSEOとLLMOの両方で重要です。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、ページの内容を120字程度で要約したHTMLメタタグ。検索結果のタイトル下に表示されるグレー文字で、クリック率(CTR)に大きく影響します。
モバイルファーストインデックス
モバイルファーストインデックス(MFI)とは、Googleがインデックス・順位判定の基準をPC版ではなくスマホ版ページで行う仕組み。2023年10月までに全サイトへの移行が完了しています。
ら
RAG(検索拡張生成)
RAGとは「Retrieval-Augmented Generation(検索拡張生成)」の略で、LLMが回答する前に外部のドキュメントやWebを検索して根拠を取り込み、その情報を踏まえて回答を生成する仕組みです。
ランキング
ランキングとは、検索結果のどの位置(何位)にページが表示されるかを決める仕組み・順位そのもの。Googleは200以上の要素を組み合わせてランキングを決めていると言われています。
robots.txt
robots.txtとは、サイトのルートに置くテキストファイルで、クローラーに「どのページをクロールしていいか・してはいけないか」を伝える設定ファイル。SEO・LLMO両方の入り口です。
ロングテールキーワード
ロングテールキーワードとは、3語以上の組み合わせで検索ボリュームは少ないものの、目的が具体的でコンバージョンしやすいキーワードのこと。初心者サイトが最初に狙うべき領域です。